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DBCP(データベースコネクションプーリング)の変遷と理解

Java とデータベースを接続するための JDBC。
そのパフォーマンスと安定性を向上させるために、接続プーリングを行うライブラリが DBCP です。
アプリケーションのパフォーマンスと安定性に大きな影響を与えますが、
一口に「DBCP」と言っても、さまざまな種類・バージョンや実装があり、それぞれ挙動も異なります。
本セッションでは、歴史的にどのようなDBCPライブラリがあるのか、
それぞれの設定のデフォルト設定値の変化や、
Tomcatを例として設定ミスの落とし穴について解説します

さらに、近年の接続プーリングのトレンドとして、
Spring BootにおけるHikariCPの採用や、
クラウド側での接続プーリング(RDS Proxy)についても触れ、
最新のベストプラクティスを整理します。

----このセッションで学べること:
・DBCPライブラリの種類・バージョンの変遷や設定の違い
・Tomcat環境でのデフォルト設定の変更とその影響
・tomcat-jdbc-poolとapache.commons系DBCP2の特徴と選び方
・Spring BootにおけるHikariCPの活用と利点
・最新の接続プーリング技術と今後のトレンド

----想定するオーディエンス、対象オーディエンス
・JDBC接続プールを使っているが、バージョン変遷や設定の違いを詳しく知らない人
・Tomcat環境で運用しているが、apache.commons系DBCPとtomcat-jdbc-poolの違いを理解したい人
・これからDBCPの最適な使い方を学びたい人

Kyohei Fujikawa

株式会社ケープロジェクト 元AD(アシスタントディレクター)

Tokyo, Japan

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