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Spring gRPC で始める gRPC 入門
gRPC は Google が開発したオープンソースの Remote Procedure Call(RPC)のフレームワークで、現在は Cloud Native Computing Foundation(CNCF)のプロジェクトとして管理されています。Java や Go、Python など幅広い言語で実装が可能です。
一方、Spring gRPC は昨年2024年の9月に Spring エコシステム内の実験的プロジェクトのひとつとして公開されました。(2025年2月現在)
名前の通り、Spring Boot アプリケーションで gRPC を実装できるもので、Spring Boot に慣れ親しんでいる方には非常に使いやすいものとなっています。
今回の話では、gRPC についてあまり知らない方に向けて、gRPC の概要やその特徴について基本的な内容から話を始めます。その後、Spring gRPC の概要や実装イメージを説明し、最後に Spring gRPC を使った実装と使わない既存の実装方法の比較について話をします。
取り上げる内容とアジェンダは以下です。
■ gRPC の概要
- gRPC に関しての簡単な歴史や背景
- Spring gRPC 以外での gRPC の Java での実装方法
■ Spring gRPC の概要
- Spring gRPC に関する基本的な説明
- Spring gRPC の簡単な使い方
■ Spring gRPC があるとき・ないとき
- それぞれのメリット・デメリット
また、今回の話は冒頭にも書いているとおり、Spring gRPC が実験的なプロジェクトでもあるので、本番運用までを考慮した話は取り上げません。
加えて、gRPC と Spring gRPC の基本的な内容にフォーカスした話を想定しているので、実戦的な話はあまり取り上げません。
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