
Masaki Asano
BABY JOB株式会社
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2014年に新卒でカタログ通信販売会社に入社、エンジニア・社内SEとして従事。
2022年6月からBABY JOB株式会社に参画し、エンジニアとして自社開発プロダクトの設計・開発に従事。
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シールドクラスをはじめよう
シールドクラス(sealed をはじめとする一連の修飾子)は Java 15 にプレビュー機能として提供され、その後の Java 17 で正式追加されました。
機能としては、クラスやインターフェース間の継承・実装の関係を宣言的に制限することができ、コンパイルフェーズでの整合性確保や保守性の向上に繋げられます。
本セッションは、ステップアップセッションとして Java 初心者に向けて、
シールドクラスに関する初歩的な話や背景を交えながら、どのような機能であるかを説明します。
また、実際のソースコードを用いて、有用性や使い方などを説明します。
取り上げる内容とアジェンダは以下です。
●シールドクラスの概要
- 関連する JEP や Project Amber に関する話
- sealed をはじめとする一連の修飾子の機能説明
●シールドクラスを使った実装例をコードを交えて紹介
- シールドがないとき、あるときの比較
- 他の機能との組み合わせ など
逆に、本セッションでは以下については取り上げません。
●sealed 修飾子自体の内部実装など技術的な仕様や実装の詳細について
●Java 以外の言語での同様の機能に関する比較
Spring gRPC で始める gRPC 入門
gRPC は Google が開発したオープンソースの Remote Procedure Call(RPC)のフレームワークで、現在は Cloud Native Computing Foundation(CNCF)のプロジェクトとして管理されています。Java や Go、Python など幅広い言語で実装が可能です。
一方、Spring gRPC は昨年2024年の9月に Spring エコシステム内の実験的プロジェクトのひとつとして公開されました。(2025年2月現在)
名前の通り、Spring Boot アプリケーションで gRPC を実装できるもので、Spring Boot に慣れ親しんでいる方には非常に使いやすいものとなっています。
今回の話では、gRPC についてあまり知らない方に向けて、gRPC の概要やその特徴について基本的な内容から話を始めます。その後、Spring gRPC の概要や実装イメージを説明し、最後に Spring gRPC を使った実装と使わない既存の実装方法の比較について話をします。
取り上げる内容とアジェンダは以下です。
■ gRPC の概要
- gRPC に関しての簡単な歴史や背景
- Spring gRPC 以外での gRPC の Java での実装方法
■ Spring gRPC の概要
- Spring gRPC に関する基本的な説明
- Spring gRPC の簡単な使い方
■ Spring gRPC があるとき・ないとき
- それぞれのメリット・デメリット
また、今回の話は冒頭にも書いているとおり、Spring gRPC が実験的なプロジェクトでもあるので、本番運用までを考慮した話は取り上げません。
加えて、gRPC と Spring gRPC の基本的な内容にフォーカスした話を想定しているので、実戦的な話はあまり取り上げません。
Java 8 から 21 へのバージョンアップでどう変わる?:実アプリケーションで学ぶ実装のポイント
私たちのプロダクトは Java 8 + Spring Boot で構築されており、現在 Java 17 へのアップグレードを進行中で、Java 21 への対応も視野に入れています。
本セッションでは、Java 17 および 21 で提供される新機能に焦点を当てつつ、実際のアプリケーション内でのコード改善事例を通じて、バージョンアップがコードにもたらす変更の実例を解説します。
セッションの中で主に取り上げる内容は以下です。
- Java 8 から Java 21 までの重要な新機能のハイライト
- 実際のアプリケーション内のコードを用いたBefore/After比較の実例
さらに、登壇時点での進捗状況に応じて、アップグレードのプロセスにおけるヒントや工夫、遭遇した課題とその解決策についても共有いたします。
チームの成長を促すためのスプリントレトロスペクティブの活用法
開発組織がアジャイルな状態になるためで利用される開発プラクティスにスクラムや エクストリームプログラミング (XP) などが挙げられます。そして、これらのプラクティスはソフトウェア開発の現場におけるスタンダードになってきました。その一方で、プラクティスを取り入れてもなかなかうまくいかないという話も耳にします。
私たちの組織では、スクラムイベントである「スプリントレトロスペクティブ」に対して課題感がありました。具体的には、イベントの形骸化が起こり、単なる報告会や反省会となっていたことでした。
そこで、「スプリントレトロスペクティブ」を再度捉え直し、その改善を考え、実践していきました。
このセッションでは、スクラムにおけるプラクティス、特に「スプリントレトロスペクティブ」に焦点をあて、効果的な実践ができるように私たちが考えたこと・やったことをお話します。
セッションの中で主に取り上げる内容(予定)は以下です。
・ 前提について(チームや体制、その中での役割など)
・ スクラムガイドにおける「スプリントレトロスペクティブ」について
・ いいふりかえりになるためにやったこと・考えたこと・気をつけたこと
・ やっていく中での学びと課題
このセッションの目標は以下を考えています。
・ スクラムガイドにおける「スプリントレトロスペクティブ」の理解
・ 「スプリントレトロスペクティブ」を実践するうえでの Tips
・ 私たちのチームにおける「スプリントレトロスペクティブ」の実践例の共有
逆に、以下は目標としません。
・ アジャイルとウォーターフォールのどちらがいいかのような比較は行いません
・ Java や Spring Framework などの言語やツールの技術仕様などは話しません
JJUG CCC Fall 2023 Sessionize Event
JJUG CCC Spring 2023 Sessionize Event
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