
Masaki Asano
BABY JOB 株式会社
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2014年に新卒でカタログ通信販売会社に入社、エンジニア・社内SEとして従事。
2022年6月からBABY JOB株式会社に参画し、エンジニアとして自社開発プロダクトの設計・開発に従事。
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Java 8 から 21 へのバージョンアップでどう変わる?:実アプリケーションで学ぶ実装のポイント
私たちのプロダクトは Java 8 + Spring Boot で構築されており、現在 Java 17 へのアップグレードを進行中で、Java 21 への対応も視野に入れています。
本セッションでは、Java 17 および 21 で提供される新機能に焦点を当てつつ、実際のアプリケーション内でのコード改善事例を通じて、バージョンアップがコードにもたらす変更の実例を解説します。
セッションの中で主に取り上げる内容は以下です。
- Java 8 から Java 21 までの重要な新機能のハイライト
- 実際のアプリケーション内のコードを用いたBefore/After比較の実例
さらに、登壇時点での進捗状況に応じて、アップグレードのプロセスにおけるヒントや工夫、遭遇した課題とその解決策についても共有いたします。
チームの成長を促すためのスプリントレトロスペクティブの活用法
開発組織がアジャイルな状態になるためで利用される開発プラクティスにスクラムや エクストリームプログラミング (XP) などが挙げられます。そして、これらのプラクティスはソフトウェア開発の現場におけるスタンダードになってきました。その一方で、プラクティスを取り入れてもなかなかうまくいかないという話も耳にします。
私たちの組織では、スクラムイベントである「スプリントレトロスペクティブ」に対して課題感がありました。具体的には、イベントの形骸化が起こり、単なる報告会や反省会となっていたことでした。
そこで、「スプリントレトロスペクティブ」を再度捉え直し、その改善を考え、実践していきました。
このセッションでは、スクラムにおけるプラクティス、特に「スプリントレトロスペクティブ」に焦点をあて、効果的な実践ができるように私たちが考えたこと・やったことをお話します。
セッションの中で主に取り上げる内容(予定)は以下です。
・ 前提について(チームや体制、その中での役割など)
・ スクラムガイドにおける「スプリントレトロスペクティブ」について
・ いいふりかえりになるためにやったこと・考えたこと・気をつけたこと
・ やっていく中での学びと課題
このセッションの目標は以下を考えています。
・ スクラムガイドにおける「スプリントレトロスペクティブ」の理解
・ 「スプリントレトロスペクティブ」を実践するうえでの Tips
・ 私たちのチームにおける「スプリントレトロスペクティブ」の実践例の共有
逆に、以下は目標としません。
・ アジャイルとウォーターフォールのどちらがいいかのような比較は行いません
・ Java や Spring Framework などの言語やツールの技術仕様などは話しません
Apache Commons Math を使って、機械学習をやってみた
Apache Commons Math は Apache Commons にある数学関連のライブラリです。標準で提供されている java.math や Math クラス にはない数学ライブラリを提供しており、代表的なものとしては、複素数計算や行列演算、統計学、機械学習で必要な機能が提供されています。
提供されている公式バージョン(3.6.1)は最終更新が2016年で時間が経っており、公式にも現在サポートしていないことが書かれています。その一方で、現在はバージョン 4.0 に向けて大きく変更を進めていることが明記されています。(実際、β版が2022年12月にも更新を続けています。)
近年、統計学や機械学習については、Python と R が隆盛を極めていますが、Java だとどのような実装になるのか気になり、今回は、Apache Commons Math で提供されている機能を使って、基本的な統計計算や機械学習の実装を試してみたことについて発表します。
(内容においては、実務や業務での結果ではなく、個人の活動の範囲での発表になります。)
発表の内容は以下を予定しています。
- Apache Commons Math や 他の関連する数学ライブラリについての説明
- Apache Commons Math での各種計算の実装方法についてコードを交えての説明
- 他言語(Python、R)との簡単な比較を交えての所感について
- Apache Commons Math への感想と期待
JJUG CCC Fall 2023 Sessionize Event
JJUG CCC Spring 2023 Sessionize Event
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